頻尿や尿漏れなどの悩みはお年寄りに多く見うけられますが、若い方でも引き起こす可能性があります。対策を知って実践してみましょう。

リウマチの原因と治療方法

リウマチの原因は、本来は外敵であるウイルスや細菌を攻撃する免疫システムが誤作動を起こして、自分自身の関節内の滑膜を攻撃して慢性炎症を起こしていると考えられています。
しかし、なぜ免疫システムが誤作動を起こすのか、なぜ滑膜を攻撃するのかなどの深いところまでは、まだ分かっていません。

女性の発症が男性の3~4倍であることや、30~50歳代の女性に多いこと、生理周期に伴って症状が悪化したり軽減する人が多いことや、妊娠・出産を契機に発症する人が多いです。
女性ホルモンに何らかの関係があるとも考えられています。
また、手術やケガや感染症を契機に発症する人も多い傾向があります。
さらに喫煙は、症状を悪化させることや発症にも影響していると言われています。
禁煙は、多かれ少なかれすべての病気の予防になると言われていますが、リウマチに対しても予防的に働くでしょう。

これらのことから多くの専門医は、リウマチは遺伝子的な要因を背景に手術やケガや感染症、妊娠・出産、ストレスや過労などの外的要因が絡みあって発症すると考えています。
遺伝病や伝染病ではないことは確かです。

原因がはっきりしていないのなら治療法もないのではと心配になる人もいるでしょう。
しかし、リウマチの治療はこの10数年程の間に著しく進歩しています。
滑膜の炎症を起こしたり関節を破壊する物質が近年判明しました。
TNF-αやインターロイキン6と言う物質ですが、これらを阻害する薬も開発されており、既に使用されています。
それが生物学的製剤と呼ばれている薬です。

従来の治療は疼痛などの症状を軽減することが目標でした。
しかし現在は、寛解(症状がなくなること)や関節破壊を抑制・阻止することが目標となっています。

リウマチ治療の第一選択薬は抗リウマチ薬という薬です。
この薬や生物学的製剤が2002年に登場したことで、病気の進行を阻止することが可能になりました。
現在、およそ50%の患者さんは、寛解して健康な人と変わらない生活を送っています。
しかし、抗リウマチ薬や生物学的製剤には炎症を抑える効果や痛みを抑える効果はないことや副作用が強いこと、生物学的製剤に関してはお薬代が1ヶ月に数万円かかるなどと言ったデメリットもあります。

鎮痛や炎症を抑えるためには、セレコックスなどの非ステロイド性消炎鎮痛剤が使われます。
抗リウマチ薬や生物学的製剤とセレコックスなどの消炎鎮痛剤で症状がなくなって健康な人と変わらない生活をしている人が大半です。
寛解するためには、異変に気づいたらできるだけ早くリウマチ専門医の診察を受けて、適切な治療を受けることが重要です。

リウマチの治療方法や予防方法

このようにリウマチの治療や症状緩和には、病院では基本的に炎症を抑えるためにセレコックスなどの専用の薬剤を使用するケースが多いです。
薬物療法の場合は副作用などのリスクもあるため、医師としっかり相談して実施することが大切です。
他にも関節障害などがある場合は、薬物療法で改善がみられなければ手術を実施し、術後には回復具合を確認しつつリハビリを行うことで、機能回復をはかることもあります。

しかしながらこういった治療方法以外にも、自宅で実行できるセルフケアも存在しており、セルフケアならば手軽に実行できます。
病院での治療と併用することで、症状の進行を止めたり病院での治療の回数を減らす効果も期待できます。
もちろん症状の予防や緩和にも効果が期待できるので、リウマチ対策として実行しても損することはありません。

そこでおもなセルフケアの方法として、まずはリウマチの原因となる可能性もあるタバコは避け、禁煙するようにしましょう。
同じくストレスも症状悪化を促す可能性が高いため、発散や軽減をさせるようにしましょう。
あとは充分な睡眠とバランスの良い食事、適度な運動といった生活習慣も大事です。
生活習慣の見直しによって規則正しい生活を実行すれば、リウマチだけでなくストレス軽減などにもつながりますし、さまざまな病気の予防効果も期待できます。

他にも温浴や冷浴で症状を和らげることもおすすめで、この方法については患部が腫れている場合は冷浴が望ましく、そうでない場合は温浴で血液の流れを促すようにします。
ちなみにこの方法は医療機関のリハビリでも実施されています。
温泉旅行などでリウマチに効果のある温泉を楽しんだり、専用の入浴剤なども市販されているため、そういったものを利用してみるのも良いでしょう。